2008年 03月 18日
ねこひげ音楽1 |
ずばり、そのもの映画「ねこのひげ」の音楽。
素晴らしい・・・の一言に尽きる。
プロデューサーたるもの自分が関わった映画を褒められずにどうする!というわけで褒める。
まずはエンディング曲「今がよければ」
大ヒット記録した「ひだまりの詩」ル・クプルの藤田恵美さん。
初めてライブに伺ったのがチャリティライブ。
あまりに申し訳ないので差し入れを片手に終了後挨拶をして、辞した。
本当に素敵な歌声だった、思わず涙がこぼれそうになった曲もあった。
Emiさんとの出会いは、この作品の劇中に登場する葉書のイラストを書いていただいた「宮原芽映さん」を介して。
撮影中のある日、監督が「今がよければ」を持ってきて皆で聴いた。
実はこの曲の作詞をされたのが宮原さん。
この詞が映画と見事にリンクしていたのである。
そしてEmiさんの優しい歌声も・・・
ただ、問題はこれから。
すでに発売されているCDのカップリング曲をどうやって使用させていただくか、だ。
自慢じゃないが金はない、あるのは熱のみ。
「今がよければ」の権利を持つ音楽出版社に、所持金わずかと熱を持って乗り込んだ。
詳細は書けないが田辺音楽出版の社長は、我々と同じスタンスでこの作品を考えてくださり、曲の使用を承諾してくださった。
こうしてねこのひげ音楽は始まった。
そして劇中の音楽はすべてオリジナル。
作曲・演奏・プロデュースは吉川清之(きよし)さん。
初回打ち合わせはスタッフルーム(我が家)で行われた。
開口一番「ピアノは使わずにいきましょう」だった。
これはエンディング曲のピアノの音が印象的なので、それを活かそうとのことだった。
「流石だぁ・・・」と心の中で呟き、打ち合わせは進む。
その後はランチをかね、素麺、ビール、日本酒、モルトウィスキー・・・夕方にはかなりやばい状態の私を残し、
吉川さんは次の打ち合わせに行った。
吉川さん、酒量も恐るべし・・・
数度の打ち合わせを監督を中心に行い、レコーディング当日。
そぼ降る雨の秋の日。
5人のミュージシャンが楽器を代え、8時間・・・
この日の私は楽器の運搬と制作部、つまりお弁当やら飲み物やらを調達し、皆さんに合間で食べていただき、レコーディングを円滑に進めるのが仕事。
勿論、終わって飲んだ。
録音された曲はミキシングを経て、最終のMAで、効果音、台詞が入り、ねこのひげはデジタル状態での完成を迎えた。
効果音は業界の大御所、柴崎さん。
とにかく音関係は、予算一億の作品に引けをとらない素晴らしいものになった。
俳優部もスタッフも一流、ということは凄い作品なのだ。
だから、「しっかりせんかい、プロデューサー!」なのだ。
と、言う訳でしっかりします。
そしてまだまだ続くねこひげ音楽。
次回をお楽しみに!
写真はそのレコーディングの様子
素晴らしい・・・の一言に尽きる。
プロデューサーたるもの自分が関わった映画を褒められずにどうする!というわけで褒める。
まずはエンディング曲「今がよければ」
大ヒット記録した「ひだまりの詩」ル・クプルの藤田恵美さん。
初めてライブに伺ったのがチャリティライブ。
あまりに申し訳ないので差し入れを片手に終了後挨拶をして、辞した。
本当に素敵な歌声だった、思わず涙がこぼれそうになった曲もあった。
Emiさんとの出会いは、この作品の劇中に登場する葉書のイラストを書いていただいた「宮原芽映さん」を介して。
撮影中のある日、監督が「今がよければ」を持ってきて皆で聴いた。
実はこの曲の作詞をされたのが宮原さん。
この詞が映画と見事にリンクしていたのである。
そしてEmiさんの優しい歌声も・・・
ただ、問題はこれから。
すでに発売されているCDのカップリング曲をどうやって使用させていただくか、だ。
自慢じゃないが金はない、あるのは熱のみ。
「今がよければ」の権利を持つ音楽出版社に、所持金わずかと熱を持って乗り込んだ。
詳細は書けないが田辺音楽出版の社長は、我々と同じスタンスでこの作品を考えてくださり、曲の使用を承諾してくださった。
こうしてねこのひげ音楽は始まった。
そして劇中の音楽はすべてオリジナル。
作曲・演奏・プロデュースは吉川清之(きよし)さん。
初回打ち合わせはスタッフルーム(我が家)で行われた。
開口一番「ピアノは使わずにいきましょう」だった。
これはエンディング曲のピアノの音が印象的なので、それを活かそうとのことだった。
「流石だぁ・・・」と心の中で呟き、打ち合わせは進む。
その後はランチをかね、素麺、ビール、日本酒、モルトウィスキー・・・夕方にはかなりやばい状態の私を残し、
吉川さんは次の打ち合わせに行った。
吉川さん、酒量も恐るべし・・・
数度の打ち合わせを監督を中心に行い、レコーディング当日。
そぼ降る雨の秋の日。
5人のミュージシャンが楽器を代え、8時間・・・
この日の私は楽器の運搬と制作部、つまりお弁当やら飲み物やらを調達し、皆さんに合間で食べていただき、レコーディングを円滑に進めるのが仕事。
勿論、終わって飲んだ。
録音された曲はミキシングを経て、最終のMAで、効果音、台詞が入り、ねこのひげはデジタル状態での完成を迎えた。
効果音は業界の大御所、柴崎さん。
とにかく音関係は、予算一億の作品に引けをとらない素晴らしいものになった。
俳優部もスタッフも一流、ということは凄い作品なのだ。
だから、「しっかりせんかい、プロデューサー!」なのだ。
と、言う訳でしっかりします。
そしてまだまだ続くねこひげ音楽。
次回をお楽しみに!
写真はそのレコーディングの様子
by e-ohki
| 2008-03-18 20:12